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MIYOUKI NAKAJIMA  - ARTISTE

中島みゆき  -  アーティスト

叙情的で詩的な彼女の作品は私たちをレアリズムの視点から引き離し、“時” や “心” を探る旅に誘います。

中島みゆきは2002年から布花の技術を独自に学び、日本でアクセサリーブランドのディレクターを務めた後、2013年に自身のメゾンSOIE:LABOを立ち上げ、多くのアーティストやデザイナーのために花飾りを制作してきた。2017年にフランスへ拠点を移し、現在はパリのギャラリーSINOPLEに所属。

彼女の創作は、アーティフィシャル・フラワー(造花)の再興に貢献したいという思いに基づいている。みゆきは伝統を重んじながら、このメチエを現代的な視点で捉えることに情熱を注いでおり、造花という衰退しつつある文化に芸術的価値を取り戻す為の新しい技術や技法を探究し続けている:例えば、日本画の技術、墨や金属粉、天然岩絵具を用いた彩色技術等。これらの習作においても、彼女は何世紀も続くこの伝統工芸の継承者であるフランスの偉大な職人たちに敬意を表してきた。

みゆきは創作を通じて、自身の感情、人生、記憶を自然の無常に投影している。

「自然と触れるとき、感情と衝動がぶつかり合うような、曖昧で抽象的な感覚を経験します。そして私が感じ取った生命の儚い様相は、記憶のように私の中に刻み込まれ、創作意欲を掻き立てるのです。
私たちは自然を支配しコントロールすることが不可能だと知っています。地震、台風、火山、津波など、常にあらゆる自然災害と隣り合わせに文化を築いてきた私たち日本人は、自然を愛すると同時に畏敬の念を抱いてきました。自然の中に身を置くとき、私は死、無常、そして生命のはかなさを思います。自然の摂理を受け入れ、そこに自身の意識を溶け込ませるよう導かれるのです。
私の創作は、日本が独自の文化で培ってきた美意識に強く影響されている部分があることを認めます。しかし一方で、ここ数年、西洋的な視点で私の作品が定義される際に度々耳にする「わびさび」についても触れる必要があるでしょう。実際、このように言及される事は私にとって全く予期しないことでした。そもそも、「わびさび」を作品の中に意図的に体現することは本質的に不可能だと私は考えています。したがって、私はそれを試みたことがありません。解釈の誤りを恐れずにあえて言うのであれば、またこの言葉を私の知識の範囲で解釈してみるとすれば、「わび」とは慎みのことであり、この世のあらゆる欲望から遠ざかった状態、「さび」は心の平静、また利己的な思考のない状態だと捉えています。つまり「わびさび」という表現を意図的につくり出そうとする行為自体が論理的に不可能だと考えています。むしろ、これらは心や物体の奥底から無意識的に湧き出る事象であり、意識とは全くかけ離れた純粋な美なのではないでしょうか。私の作品にわびさびの精神を見出す人がいるとすれば、それはむしろ作品にではなくその人の心の中に既に存在しているのだと思っています。」

— Galerie SINOPLE のウェブサイトより抜粋

 

EXPOSITION

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2022

 

2021

 

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2017

2016

2015

2014

« LIGARE » - galerie SINOPLE (75003 パリ)

Expo. des lithographies - Le Garage Litho (75010 パリ)

 

« Dépaysement » - Galerie Une Fille aux Cheveux Noirs (75003 パリ)

« 1er étage » - galerie SINOPLE (75003 パリ)

« Natures Mortes »  Still Life  - gallery SINOPLE (75003 パリ)

Vol.3 « ÉCLIPSE / COEXISTENCE »  侵食と共存  - CASTOR FLEURISTE (75003 パリ)

Vol.2 « SANS TITLE » 無題 - SALON JACQUES MOISANT Paris (75006 パリ)

Vol.1 « la faible lueur dans l’obscurité » 仄明かり

- LA GALERIE 3M² au jardin du Palais Royal (75001 パリ)

« SOIE:LABOのコサージュ展 » - ひいらぎ (東京)

個展 - Pola The Beauty Ginza (東京)

« ゆかたに合わせる小物展 » - 新宿伊勢丹本館1階(東京)

個展 - Cli'O mariage (東京)

東京ファッションウィーク合同展示会 « Ambiance » に出展(東京)

合同展示会 « rooms 30 » に出展(東京)

個展 - hako gallery (東京)

MODE, COSTUMES et SPECTACLES  etc...

2023

2022

 

2021

 

2018

2017

2015

2014

2013

BEYMEN設立50周年を記念したモード展覧会 « Golden Opulence » (イスタンブール / Tophane-i Amire Culture and Art Centre ) で装飾のコンセプション・製作

 

東京・銀座にリニューアルオープンしたBOUCHERON GINZAのショーケース装飾のコンセプション・製作

LANVINフラッグシップ(パリ8区)のイベント « MODERN HEIRLOOMS » でデモンストレーション

FENDI Spring 2021 COUTUREのランウェイで絹のバラの装飾を担当

ブライダルドレスデザイナー « Laure de Sagazan » (パリ10区)とコラボレーション作品(ヘッドピース)を発表

パリ3区のフローリスト « CASTOR FLEURISTE » とノエルの為のオーナメントを製作

Jane Birkin のコンサート « Gainsbourg Symphonique » にて舞台装飾用の花を製作

- Théâtre Liberté (フランス、トゥーロン)

« divka » 2016 春夏コレクション ランウェイの為のヘッドピースを製作 - TFW

« Kenji Hikino » 2015-16 秋冬コレクションの為のアクセサリーを製作

中島ノブユキ フリーペーパー « No Longer Human vol.3 » の花飾りを製作

ダンスカンパニーMemori’s Fairy Talesの舞台作品 « Utopia » の為に製作

ミュージシャン、ピアニストへ舞台用のヘッドピース・アクセサリーを製作

Ingrid Fuzjko Hemming、CANTUS、コトリンゴ等

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